冷えは万病の元と言いますが、最近では白湯を飲んで胃腸を温めることによって冷えを改善する方法が注目されています。
特に梅干しを白湯に入れた梅白湯が人気ですよね。
梅白湯を飲むとどんな効果があるのでしょうか?
今回は、梅白湯の効能、どうしてダイエットに効果があるのかや、梅白湯の作り方、いつ飲むのが効果的かなどについて紹介します。
是非、参考にしてくださいね。
梅白湯の効果とは?ダイエットにも使える?
白湯を飲むと胃腸を直接的に温められるので、冷え性に効果があります。
では、白湯に梅干しを加えた梅白湯はどんな効果が期待できるのでしょうか?
ここでは、梅白湯の効能について紹介します。
疲労回復
梅干しに含まれるクエン酸は、糖をエネルギーに変換する時に欠かせない物質です。
クエン酸を摂取することで、エネルギーの供給がスムーズになり、疲労が回復します。
また、クエン酸には疲労物質である乳酸を分解する働きもあります。
冷えの改善・基礎代謝量の増加
白湯を飲むことで内臓が温められるので、冷えが改善されたり、代謝が活発になり基礎代謝量の増加が期待できます。
体温が1℃上がると基礎代謝量は約13%増加するとも言われています。
また、梅干しを加熱することで生成されるムメフラールには血流を改善する効果があるので、白湯との相乗効果が期待できます。
整腸作用
梅干しに含まれるクエン酸は腸内の悪玉菌の増殖を抑える効果があります。
また、白湯が直接胃腸を温めて動きを活発にする効果もあります。
脂肪蓄積を抑える
梅干しに含まれるバニリンは、脂肪細胞の増加や肥大を抑制する働きがあります。
バニリンは体内に吸収されると、脂肪細胞を刺激して脂肪燃焼を促進するので、体重減少(ダイエット効果)が期待できます。
梅干しに含まれるバニリンは、梅干しを温めることで増加することが知られており、白湯に入れることで効果UPが期待できます。
梅白湯はいつ飲むのが効果的?夜に飲んでもいいの?
いろんな効果が期待できる梅干し白湯ですが、いつ飲むのがいいのでしょうか?
梅干し白湯を飲むタイミングは起床後すぐと就寝前がオススメです。
朝起きてすぐ
人は睡眠中に代謝が落ちるので、起床時には体温が低くなっています。
また、睡眠中にも汗をかいて水分が奪われています。
朝起きてすぐに梅干し白湯を飲むことで、睡眠中に失われた水分を補給しつつ、内臓を温めることができます。
内臓を温めてから朝食を取ることで、消化もスムーズになり、内臓への負担も少なくなります。
夜寝る前
就寝の30分ほど前に、温かい梅干し白湯をゆっくりと飲むのもオススメです。
睡眠中に失われる水分をあらかじめ補給できる上に、体が温まりリラックス効果も得られるので、寝つきが良くなり睡眠の質が向上します。
また、梅干しの整腸効果で、翌朝のお通じが良くなる効果も期待できますよ。
梅白湯の作り方は?
白湯と言えば単純に温かいお湯をイメージする人も多いでしょう。
しかし厳密に言えば、白湯とは一度沸騰させたお湯を50~60℃まで冷ました物です。
一度しっかりと沸騰させることで、水道水中のカルキ(塩素)などの不純物を飛ばすことができるので、より体に優しく美味しくなります。
沸騰後は不純物を飛ばすのが目的なので、フタはせずに5~10分ほど弱火で沸騰させましょう。
また、電気ポットなどでは沸騰直前までしか加熱されないので、カルキが十分に取り除けないことがあります。
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梅干し白湯は、マグカップに梅干しを入れて箸などで軽くつぶし、白湯を注げば出来上がりです。
一手間かけて、梅干しをフライパンで油を使わずに少し焦げる程度に焼くか、耐熱容器に梅干しを重ならないように並べて軽くラップをして600wで1分ほど加熱すると、バニリンとムメフラールが増加して効果がUPしますよ。
梅干しをはちみつに漬けこんだ「はちみつ梅干し」もオススメです。
詳しくは下の記事を読んでみて下さいね。
梅白湯の効果と作り方まとめ
今回は、梅白湯の効果・効能や飲むタイミング、作り方について紹介しました。
梅白湯は簡単に作れる上に、疲労回復、冷えの改善やダイエットなどいろんな効果が期待できます。
朝起きてすぐに飲むことで、体を温めて内臓の動きを活発にしてくれます。
また、就寝前に飲めばリラックスして寝つきが良くなり、質の良い睡眠が得られますよ。
梅白湯は梅干しさえあれば簡単に作れるので、毎日の生活に取り入れてみてくださいね。