アントシアニンを多く含むことで人気のブルーベリーですが、体にいいからと言っていっぱい食べるのは、カロリーが心配になりますよね?
でも、ブルーベリーをうまく取り入れることで、ダイエット効果も期待できるんですよ。
そこで今回は、ブルーベリーの気になるカロリーや毎日食べると太るのか、また、ダイエット効果を高めるブルーベリーの取り入れ方について紹介します。
ブルーベリーのカロリーは一粒どれくらい?食べ過ぎは太る!?
ブルーベリーは目にいいとも言われているので、定期的に食べるようにしている人も多いと思います。
近頃では冷凍のブルーベリーもスーパーやコンビニで売られているので、いつでも手軽に食べることができますよね。
目にいいと言われるブルーベリーですが、カロリーはどれくらいあるのか気になりますよね。
ブルーベリーのカロリーは100g当たり約50kcalです。粒の大きさにもよりますが、1粒は1~2g程度なので、1粒0.5~1kcalほどになります。
ある研究によると1日に80g摂取することで健康効果が期待できるとのことです。
80g食べるとすると40kcalです。
しかし、朝食などで普通に食べる量としては10粒程度でしょうから、多くても10kcalほどです。
これなら毎日ブルーベリーを食べたからと言って、太る心配はなさそうですね。
ブルーベリーの健康効果については下の記事にまとめているので、読んでみて下さいね。
ブルーベリーで痩せた!?ダイエットのやり方は?
ブルーベリーは目にいいイメージが強いですが、内臓脂肪の蓄積や血糖値の急激な上昇を抑えたり、腸内環境を整えてお通じをスムーズにする効果もあります。
カロリーも比較的少ないので、ダイエットに適した食材と言えます。
ブルーベリーをダイエットに取り入れるなら、食事の2、3時間前に食べるのがオススメです。
食事のデザートとしてではなく、間食として取り入れましょう。
ブルーベリーに含まれるアントシアニンがインシュリン感受性を高めて、食事による血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。
でも、どうして血糖値の急激な上昇を抑えることがダイエットに繋がるのかピンとこないですよね?
その流れについて簡単に紹介しますね。
食事などで血糖値が上昇すると、血糖値を下げようとインシュリンが分泌されます。
インシュリンは血液中の糖をエネルギー源として細胞に取り込ませる働きがあります。
血糖値の上昇が急激な場合は、急いで血糖値を下げるためにインシュリンが大量に分泌されます。
しかし、糖の量が多すぎると、細胞がエネルギーとして使うだけでは消費しきれずに余ってしまいます。
そして、余った糖はインシュリンによって中性脂肪に合成されて、内臓脂肪や皮下脂肪として体内に蓄積されることになるんです。
つまり、逆に血糖値の上昇をゆっくりにすることで、インシュリンの分泌量が少なくなり、中性脂肪の再合成と蓄積が抑えられると言うことになるんですね。
ブルーベリーは消化が悪い!?
ダイエットにも効果が期待できるブルーベリーですが、消化が悪いって聞いたことありませんか?
しかし、ブルーベリーは食べ過ぎなければ、特に消化が悪かったり胃腸に負担がかかるということはありません。
ブルーベリーは水分を多く含んでいるので、食べ過ぎてしまうと体を冷やしてしまうことがあります。
その結果、腸の動きが悪くなって大腸での水分吸収がうまくできず、下痢の原因となることがあります。
また、ブルーベリーは食物繊維も含まれており、ブルーベリー100g中に3.3gも含まれています。
さらに、その約85%は不溶性の食物繊維なんです。
不溶性食物繊維は、消化されずに大腸まで運ばれて、便のかさを増やして腸を刺激するので、便秘に効果があるとされています。
しかし、摂り過ぎると、便が膨れたまま大腸に留まって水分を失い、逆に便秘を悪化させてしまうこともあります。
これらのことが、ブルーベリーが消化に悪いと言われる原因となっているのかも知れませんね。
まとめ
今回は、ブルーベリーのカロリーや食べ過ぎると太るのか、またダイエットへの取り入れ方について紹介しました。
ブルーベリーは100g当たり49kcalなので、カロリーは低い部類になり、よほど食べ過ぎない限りは太る原因にはなりません。
食べ過ぎた場合には、太ることよりも便秘や下痢を心配した方が良さそうですね。
また、ダイエットに取り入れるなら、食事と一緒ではなく、間食として食事の2、3時間前に食べるようにすると効果的ですよ。
いろんな効果が期待できるブルーベリーを生活にうまく取り入れて下さいね。
生のブルーベリーは収穫時期が限られているため、スーパーなどに出回るのは短期間です。
ブルーベリーは冷凍しても栄養価はほとんど変わらないので、冷凍保存がおすすめですよ。
詳しくはこちらの記事で。